2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

白鳥の水面下

『3つの不思議なものがたり』より「ふくろうとねこ」「セイウチと大工」。ふくろうは、メルヘンチックな詞とメロディーとは裏腹にオクターブ跳躍と半音単位の細かい動きが歌い手をさいなみます。この辺の水面下の大変さを全然気付かせずにメルヘンチックに…

ゲスト食材

一人暮らしの料理、それはマンネリとの闘いだ。365日の365種の献立、なんてのをできるわけがなくて、まあ普通はかなり限られたレパートリーを回す、という感じでしょう。そういう中で、偏らずにいろんな食材を食べるようにする方法としてやっているのが「ゲ…

来てるのは誰?

新入生が多かったので、脱力・ブレス・発声・和声、と一通り基礎練習。ちょっと待て。今日が特に新入生がたくさん来ていたというわけじゃない。4人が4人ともいつも通り来ているだけ。上級生が来なさすぎるんだな。セカンド二人とバリトン一人の3人だけだ…

なにを今さら・・・

全盲の医師国家試験合格者に、臨床研修の受け入れ先が見つからないそうです。 全盲者として全国2人目の医師国家試験合格者となった茨城県ひたちなか市の大里晃弘さん(50)の臨床研修を受け入れる病院が見つからない。研修の履修診療科が増えたこともあり…

不思議な景色というわけは

『3つの不思議な物語』より「セイウチと大工」。春先に音取りしたときは結構苦労したのにな。新入生たちが意外にさくさくと音を覚えていくのがなにより不思議だ。

1ヶ月ぶり

久々の自然言語処理では、まずデモンストレーションとして機械翻訳の実演。使った機械は普通のPDA。そのマイクに向かって「明日は晴れですか?」と問いかけてみると、数秒で「Will it be fine tomorrow?」と音声が流れます。「How can I get there?」と問い…

独自研究で行こう(3)

(昨日の続き) さてミニマックス法を分散処理でやろうと言っても、すぐに思い当たる大きな壁がある。それがメモリ量だ。 オセロの局面の場合の数はどの程度あるかというと、起こりえない配置も含めれば64個のマスに「黒石がある」「白石がある」「石がない…

まあできていないわけなので

「鳥が」「聞こえる」。初見なんだなこの「聞こえる」が。社会派だけどさわやかなメロディーで良いじゃないの。しかし最近、練習と言ったら音取りだけだの。

類似度判定すなわち認識

音声情報処理では、音声情報の類似性の判定。スペクトル同士がどの程度似ているのかを数値化したものがスペクトル距離。そして、単語を発声した音声同士がどの程度似ているかは、動的計画法によってスペクトルの断片同士をマッチングさせることで判定ができ…

独自研究で行こう(2)

(昨日の続き) 独自で何かやってみたい課題があるならそれは何か。いろいろテーマを考えてきたんだけど、今落ち着こうとしているのがオセロの完全読み。 完全読みというのは、ゲームを終局まで読み切って完全な最善手の手筋を求めること。これが求まると、…

文法と意味

計算モデル論では、いよいよプログラム言語のモデル化に。いわく、文法の意味づけ("while(A)B"はどういう動作をするか、など)を自然言語で行えば曖昧さが残ってしまう。標準コンパイラの解釈結果として定義するなら厳密だけど、応用性はないし処理系が廃れ…

独自研究でいこう(1)

いま研究室ではいくつかの班に分かれて研究プロジェクトをやっているけど、おいらはその中で「Nigari班」という班に入っています。Nigariとはなにか。にがり健康法でも豆腐の美味しい作り方でもない。N-Javaという独自の機軸のJavaプログラミング教育支援ソ…

ここまではトラ技コンピュータで読んでた

コンピュータグラフィックスではCSGモデルについて。交差判定や法線ベクトルを計算しやすい形状を何種類か前もって定義しておき、それらの重ね合わせ(和・差・積)で物体を表現する手法。

おろかものめ

やらかした。 せっかく院の推薦を教授からもらったのに、願書の提出〆切は土曜日だった。とにかく各方面に謝りまくり。それでなんとかなるのがうちの大学のいいところだけど。

田んぼでお肉

農林水産省は今年度から、耕作放棄地や休耕田に肉牛を放牧する「田んぼ牧場」の普及に積極的に乗り出す。増え続ける耕作放棄地が荒れるのを防ぎ、飼料の自給率引き上げも期待している。昨年度から柵(さく)設置費の補助など支援策を始めたが、なかなか普及…

資源を思うと

「経済成長」だとか「新興工業国」なんて言葉を聞くと非常に空しく聞こえてしまいます。石油資源に依存した現代の産業も経済も、そもそもそんなに先は長くないんだから。 石油はあと40年くらいで枯渇すると言われています。あと40年くらいと、40年くらい前か…

ユーラシアの端と端

合同練習ではマデトーヤの曲集から。「Valkeat kaupungit(白い街)」と合唱コンクールの課題曲でもある「Mirjamin laulu(ミリアムの歌)」。フィンランド語はまったく意味わからないけど、非常に澄んだ透明感のある曲。これが北欧の音楽なのか。 夕方には…

国土地理院太っ腹

地理の時間にいやというほど読まされた2万5千分の一地形図。学校の勉強だと思うから辛いのであって、地図ってのは眺めているだけで夢が膨らむ玉手箱です。地形図はやっぱり地図の親玉。情報満載でこんなに飽きないものはないんだよね。しかし、買おうとす…

背信野郎

リーダーシャッツ出版記念演奏会に向けて、全曲をなぞって。「鳥が(林光版)」「さらに高いみち」「一人は賑やか」「詩編23番」。 混声の方から一人拉致ってきました。ごめんなさい。でもたぶんこれからもまだ拉致ります。あらかじめごめんなさい。

やはり無理

ゼミの教授はICPCの幹事なので、出場資格についておそるおそる聞いてみた。結果は・・・やはりだめ。だめなんだと! コーチとしての参加ならあり得るって。いや、他人にコーチするほどの腕はありませんて。

ハブの語源

「ハブる」「ハブにする」。まあ、聞くのも言うのもあまり気持ちの良い言葉ではないけど、仲間はずれにすると言う意味の言葉。実はこの言葉、語源がよくわかっていないらしい。 最近まで、別に語源については深く気にすることもなく「『省く』を縮めたものか…

空飛ぶためのファーストステップ

明晰夢を見るためには、空を飛ぶ夢から慣らしていくのが早いのだそうだと書いたことがあります。そして、空を飛ぶ夢は見たことがこれまでなかったわけだけど、その第一歩となるべき夢を見ることができたのでした。 完全に寝てしまわずにうつらうつらとした状…

本当にできるぞ防御特許

政府は特許出願前の発明を登録・証明する新制度を創設する。企業が申請した発明について特許庁が内容と日付を証明し、データを非公開で保管する仕組み。現行の特許出願制度とあわせ、特許紛争など知的財産をめぐるリスクに企業が対応しやすくするのが目的だ…

飲むゴールデンウィーク

散財は続く。週末に入団式だと言って飲んだばかりなのに今度は信州菅平まで行って飲んできたのでした。つまり泊まり飲み。帰りの電車を考慮しないアンリミテッド飲み。新入生を歓待しつつ、何とか名前を覚えようという企画です。 しかし今日はGWどまんなか3…

スポーツ刈りの妖精が踊っていた

コンピュータグラフィックスではレイトレーシングの続き。視線の物体の交差判断など。それだけでは当然間が持たないので、CG映画の実例を見ながらモデリングだとか陰影だとかの処理の実際について。 CG映画の登場人物はたいてい短髪にするそうです。毛髪の処…

遅いとろくなことがない

今日は午後がヒマなので、教授に挨拶して院推薦の手続をもらって、お金おろして、自転車屋に預けた自転車を引き取って、旅行の準備をして・・・と思っていたら。 いやあそれを始めるまでに時間を潰しすぎた。より具体的にいうと、HUNTER×HUNTERが面白すぎた…

あれまだあった

高校の頃入っていた合唱部が文化祭にあわせて定期演奏会をやるというのでのこのこ横浜まで行ってきました。遅れていったらアンコールしか聴けなかっただなんて口が裂けても言えないけど。 それはまあいいとして、聖光関係者へ。「67枚目のジョーカー」がまだ…

PDFおそるべからず

Googleの検索結果の中に、PDFが混じっていることがあります。クリックしますか? 普通は躊躇するんだよね。PDFを読むのって、いちいちAcrobat Readerが起動するのを待たないといけなくてうっとうしいから。 しかしまず、PDFはAcrobat Readerで読むものという…