空飛ぶためのファーストステップ

明晰夢を見るためには、空を飛ぶ夢から慣らしていくのが早いのだそうだと書いたことがあります。そして、空を飛ぶ夢は見たことがこれまでなかったわけだけど、その第一歩となるべき夢を見ることができたのでした。
完全に寝てしまわずにうつらうつらとした状態。ややぼーっとした意識はあったけど体は動かない、これがもう少しひどいと金縛りなのかなという状態。ここで、寝返りを打つイメージを続けてみたのです。何回かやっているうちに寝返りを打てた感覚があり、そこで薄目を開けて確認してみたところ実際の体の方は寝返りを打っていませんでした。感覚が実際の姿勢から遊離したのです。
これは、きたかもしれない。そこでイメージを拡張させます。今度は直立するイメージ。そして、(目を閉じてはいるけど)室内の風景が見えるイメージ。ここで何をしたかったのかというと、姿勢を自由にすることができれば、位置だって自由に、つまり空中へ飛び上がることができるかもしれないと思っていたのです。
まず、風景の方が見え始めます。天井がある。これはもう夢の中かもしれない。そこで立ち上が・・・お、いきなりハイジャンプで立ち上がれた。ほとんど体重がない。部屋の中を浮遊できている!
ファーストステップ達成です。しかも、明晰夢。