今日の練習

バッハ・ミーツ・バッハ

仕事が夕方までに何とか片付いたので、Project GOの練習に行ってきました。さすがに本番まで間がないからひとステージしか乗らないけど。 やるのは、クラシックの名曲を遊び心やや過剰気味にアカペラの男声合唱に編曲した第一ステージ。 「第九 for Project …

意外に使える指示

「聞こえる」の最後の練習。こっち来てから振るのはこれが2曲目です。 さてそれが始まる前に「私が歌う理由【わけ】」の練習をしていてわかったこと。「もっとキレイに歌って」という指示は意外に効果があるのです。 「できりゃ最初からそうしてるよ」とも思…

今年もやります模範です

人間的にも歌的にも模範という言葉が限りなく似合わないうちらですが、関屋晋先生亡き今年もまた、Nコンの模範演奏やることになりました。守秘義務あるので詳しいことは全然明かせないけど。 今年のテーマは「出会う」。高校の部は作詞が瀬戸内寂聴、作曲が…

プレーンヨーグルト

「めばえ」(木下牧子)。 いま練習している曲は大体全部(「柳河」以外)練習用midiを拾ってくるか作ってもらうかして、mp3に変換してプレーヤーでループして聞いています。 これがおいらの練習スタイルで、何も考えずに聞きまくることで音の動きを頭に焼き…

ラスト5秒の逆転ファイター

『花に寄せて』。参加できない月曜に練習することが多かったから、本番2日前の今日になって初めてあわせる曲がある・・・「てっせん・どくだみ」とか「ばら・きく・なずな」とか・・・ でもこの曲集は詞も泣けるし曲も泣けるから、気が乗ると途端に鳴り出す…

ギブミーチョコレート

『世界は一冊の本』最後の全体練習。作曲者の信長貴富先生が見に来てくれました。え、軽くぼこぼこ。 いや、でも、曲の構造がよく理解できましたよ。1曲目は緊張感を出すところとやさしく歌うところの対比がポイント。組曲全体で序盤は響き重視なのが終盤へ…

続ウ

「ウ」の発音がややつかめてきた気がします。 口の中は「オ」にしたまま口をすぼめて、と指導されることが多いんだけど、感覚としてはすぼめるというよりは「シャッターを下ろす」ように唇を閉じていった方が良い感じの「ウ」になるよう。 今日は練習後、志…

きっちりはまるとかっこいいんだけど

『王様』の一曲目。詞はコミカルで面白いんだけど、メロディーがなにせ難しくて、難解な半音進行のせいで音取るだけでもすごい大変です。どうしてこんな音へ飛べるかなあ、って音ばっかり。

壊れていないなら直そうとするな

久々のボイトレ。 自分で自分の発声に不満はたくさんあるんだけど、この先生からはいいね、いいねと言われてあまり注意を受けることはありませんでしたこれまで。 その理由がやっとわかった。 「もし一生歌でやってくならその発声は一から変えないといけない…

想いは百ハイへ

『三つの不思議な物語』。なんだかんだ言ってハモるところはきっちりハモってると思う。某パート以外は。ベースとか言うんだけど。(ぇ ベースが今回この曲の成否を握るのは間違いないのです。だからがんばれ。パートで歌うところ聴かせてもらったら、うーん…

歌詞を読み間違う

『世界は一冊の本』。歌詞の中で、ちょっと気になっていたところがありました。「♪シカゴの先物市場の〜」という一節、譜面を見ると「さきものいちば」と歌うことになっていたのです。うーん、ここってどちらかというと「さきものしじょう」だよなあ、朝市と…

B.F.

いやボーイフレンドじゃない。ブッシュ・フェルメ。口を閉じたハミングのこと。これがどうしても鼻にかかる音に鳴っちまうなあ、というのを気にしていたんだど、今日の先生練でもらったアドバイスが良かった。「オ」などの音を歌いながらそのまま口だけ閉じ…

4番か!

「ドイツ・レクイエム」の練習を松原混声のレギュラー練でやるというので、混ぜてもらって一緒に練習つけてもらってきました。 ドツレクは、そのうち一曲だけ歌ったことあるのですよ。それが第4楽章。全部で7楽章あるんだけど。当然、自信持って歌えるのは第…

これがないと響かないんだ

「中国地方の子守歌」「お菓子と娘」。発声練習では一人ずつみてもらったんだけど、どうもこう、声を響かす焦点がまだみつからない。自分なりの焦点が見つかったらそこへ向かって息を流していくようにすればいいんだけど。

因縁浅からぬ

「ドイツ・レクイエム」。これはレクイエムとは名打ってあるものの教会用の音楽ではなく、純粋に演奏会用の曲。なにせ、テキストは普通のラテン語のレクイエムではなくてルターの書いたドイツ語の聖書だ。宗教改革だ! 初演を寺院でやろうとしたら向こう正面…

そのうち歌詞解釈書きます

『日本抒情歌曲集』より「中国地方の子守歌」、「お菓子と娘」。『王様』より「王様3」。王様3はこれ、いいね。もういかにも男声合唱だろうって小気味いい歌。ポルタメントしながらクレッシェンドするのが快感です。ただ、どっちかというと歌詞が難解。いや…

ウは深い

母音の発声で、個人的にどうも問題になるのが「ウ」の発音です。おいらは男声合唱と混声合唱と両方やっているんだけど、その双方の団で「ウ」の発声、というよりは発音が決定的に違うのがまず一つの問題。 日本語のウ母音は、声楽にはあまり向いていないので…

ずっとうなってました

『日本抒情歌曲集』(林光)より「城ヶ島の雨」。歌詞があるのはソロの人だけで、コーラスは最初から最後まで「だいたいハミング(quasi Hum.)」。いい響きのコーラスなんだけどもさ。でもほとんど2音を繰り返すだけのベースとか、かわいそ・・・。

最後のあがきとも言う

「詩篇23番」「ミリヤムの歌」。やっぱり本気で練習すると一回の練習の中でもうまくなったことが実感できるんだよな。それがいい。 ミリヤムの歌はあさってのコンクールの課題曲。花婿と花嫁の心の悲しいすれ違いを、それぞれからの言葉で歌います。フィンラ…

自虐音感

「遥かな友に」。ここへ来てから初めて指揮する曲になります。練習に参加した人はわかったかもしれないけど、おいらの練習指導は、かなりいい加減。歌い手は、不安なところは自分で何とかしないとフォローしてもらえる保障はありません。まあ、そんなに上手…

生命線細いぞ

『白き花鳥図』の「黎明」。直接夜明けの風景には触れず、空の白鷺、夏の雲、通り雨などなどをたたみかけるように歌って爽やかな夏の朝を浮かび上がらせる、そういう曲。 モチーフを何回も繰り返し、下のパートから順々に重ねていくのは次第にあける空の表現…

涙が出るぜ

『世界は一冊の本』。聞いたところ、この曲が易しく作られているのは多分に信長さんの思いやりのようです。初演する演奏会のほかのステージが重量級だから、あまり負担が過大にならないようにということでなんだとか。演奏会全体まで考えて書いてくれるとは…

「詩篇23番」。いや、言われてしまった。「哲学を変えなくちゃだめだ」と。確かにそうだ。どうもこぎれいに小さくまとまろうとしていた。神を信じている人の神にすべてを捧げようとする気持ちはこんなはずじゃないのだ。今からいきなり信じることはできなく…

新譜レビュー

信長貴富の新曲『世界は一冊の本』を譜読みし始めました。去年の定演を聴きに来てくれたのは正解でした信長さん。「この団に難しい曲は無理」と非常に正しい判断をしてくれてます。信長節は抑え気味のおとなしい曲集。でも易しい節回しながら歌い手のツボは…

よりによって前日に!

コンサートの前日には練習はしない、という合唱団は結構多いです。ここでよく休んで体調整えときなさいね、と。そうでなくても軽めのリハーサルくらいですますところがほとんど。 しかしうちらはがっちり練習します。8時間ぐらい。たぶん前日にヒマを与えと…

可変方式

『ミサ曲第4番−炎上−』『詩篇23番』。本番のピアニストさんのテンポが指揮者のいつものテンポよりかなり速くてかみ合いません。ところがここで、まあいいやと指揮のテンポも速くしてしまうのがこの先生。「Dies iræ」は速いとついて行くのが大変だけど、慣れ…

泣けて口ずさめない

『初心のうた』『ミサ曲第4番−炎上−』。 もう本番は今度の週末なのでお知らせしておこう。「第44回甍演奏会」は8/21(日)14:00〜昭和大学人見記念講堂にて。来聴ご希望の方はメールかコメントをどうぞ。受付預かりでチケット取り置きしておきます。王道を行く…

「IN TERRA PAX」、白き花鳥図。珍しいな女声が全然いないよ。そういう時にはっきりすることが、テナーが全然まわりのパートを聞いていないこと・・・。主旋の音量がいつもよりずっと小さいのにテナーの音量変わらないのね。まあ、歌い込んで自信がついてく…

あれは渋目陸橋!

『うたくじら』、マデトヤ。代々木オリンピックセンターで最近やっているので、いつも通り山手通りを南下して30分ぐらいでいくはずだったんだけど。 ちょっと考え事をしていたら甲州街道に入らずにそのまま突っ切って渋谷まで行ってしまった。そんなオーバー…

ノンバーバル

『うたくじら』。あまりに現代曲で、いまでにこれが音楽なのか理解できていない曲です。歌詞を理解するのも不可能。それもそのはず、非言語的な共感の世界を追求した曲だから。 変拍子に慣れて他パートとの掛け合いが見えてきたので、それなりの演奏効果も見…