さらし者

先日提出したレポートが、アルゴリズムとデータ構造の講義の中で紹介されました。・・・悪い見本として(おい)。えー、もちろん学籍番号と氏名まで出ています。勘弁してくれー
わざわざ悪い見本として出されたと言うことは、おいらと同じようなポカをやっている人が沢山いたからこそ出す必要があったわけで、なにもおいらだけがすごくひどいレポートを出していたわけではありません。では、なぜ栄誉ある晒し者に選ばれることになったか。別に、先生に目をつけられていたからという理由ではないようです(目をつけられていること自体は確かなんですけど)。理由は、どうもデータの選び方にあったよう。
実は、ある探索アルゴリズムの実行時間を実測して理論値(log n)に一致するかを調べようという課題だったのですが、悪い見本だというのはグラフが対数曲線っぽいという段階で評価を終えてしまっていた点。対数グラフにプロットして直線になることを示せよという訳なのですが、おいらのはnの選び方が、とても対数グラフにプロットしやすいものだったのです。なんとnを倍々で増やしていたので。
別に、nを倍々で増やしたのはそこまでの利便を考えてではないの。単に、どこまでnを大きくしていいか見当がつかなかったから、倍々しながら増やす範囲を手探りしていただけ。しかし、これによって、おいらのレポートは提出された時点でさらされる運命が決していたのでした。