今日の練習

手探り計算

『初心のうた』。合唱の組曲は、聴いてる人に飽きがこないようになのかどうなのか、ちょっとキャッチーな曲が一曲ぐらい混ぜてあるものです。でもこの曲集はそういう曲ごとの温度差というのではなく、どの曲も最初は普通の落ち着いた合唱曲と見せかけて、ど…

力尽きるとも

午前から強化合宿に復帰。復帰したら、そこは野戦病院のごとく倒れ力尽きた敗残兵の山です。目の前でも一人倒れたし。おーい、たった2泊じゃないの・・・。演奏旅行に行けるのだろうかこれで。あれは、一番大事なのはうまい演奏よりも、チケットを売りさばく…

多田武パラドックス

今日から演奏旅行に向けての強化合宿。おいらは通いなので問題なく更新を続けるわけですが。去年はPHSで八王子の山中から更新したものだ・・・ 全曲を譜落としで通し。いや無理。花鳥図とか言って楽譜見ないと音も思い出せないですから。花鳥図は多田武彦で…

Locked

午後は学生ステージの「初心のうた」、夜はジョイント練・・・のはずが。練習場のピアノに鍵がかかって開かない。実は、ピアノを使うには事前に申し込みとか調律の手配とかが必要だったのだ。夜は伴奏ピアニストまで呼んであるわけだが。 こっそり鍵をこじ開…

対峙

パート練習で、おとといはずいぶん苦しまされたセイウチに再び相まみえます。さらっと歌っちゃったけど正確だったのかなああれで。 「明日ハ晴レカナ、曇リカナ」は表拍と裏拍が混在するとてつもない難しさのリズムを誇る武満の曲。しかも強弱は生物的なまで…

急造作戦

『初心のうた』・・・の音取り。本番が迫っているのに今さら初見の曲がどっさりあるのは、新曲だから。楽譜が上がったのがテスト期間に突入してからだったので。いい歌だけに、いい感じに仕上げないとなあ。 4曲目「でなおすうた」は、戦争が終わって極限の…

ソロ劇場

9時間歌ってました。白き花鳥図以外はほぼ全曲だったかな。音はまだいい加減な曲があって、というかまずいな「セイウチと大工」。どうしても取れない部分が何個かあって、そこで30分単位で時間を浪費します。「♪セイウチは話し始める」Dis E Fis G A H Cis D…

ヤな共通点

部室でパート練習「IN TERRA PAX」「未来」「めぐる季節」。こいつらの共通点。それは同じようなフレーズを、メロディやリズムを少しずつ変えて何回も繰り返すこと。だから混じる。こんがらがる。暗譜の敵なんだよなあ・・・。このまえはOっくんなんか譜面見…

第九時間切れだ・・・

ベースのやつらと第九の最後の音取りをやってからジョイント練に。ベース用のお手本CDはないからかわいそうだな。でもテナーのお手本CDも結構音程が怪しかったりする・・・ 『ミサ曲第4番−炎上−』。最初の曲、出だしがベースなんだけどこれがどうも自信なさ…

勘気の歌

ぐはあ無理。まあ少なくとも、本番前最後の練習かつおいらにとって唯一の練習が台風でつぶれなくてまだ良かった・・・。第九、こいつを暗譜するのはそこら辺の単位を10単位くらいかっさらう程度の難度があるということですよ! 午前中には有志練習「IN TERRA…

のどが開かない

歌おうとしても、さっと声が出ないことがあります。ピアニッシモで細く歌おうと言うときなんか特に。声帯が閉まってしまっていて、腹筋も十分使えていないとこうなるんだけど、やっぱり精神的なプレッシャーがあるとそうなりやすい。 ジョイント練ってのは、…

唯一の言葉

『ミサ曲第4番−炎上−』。「んーんんーっと」とか「こう、こうな感じで」とか抽象的かつ感覚的な指示が増えてきて、指示を書き留めておこうにもなんとメモすればいいのかわかんないです。 その中で唯一楽譜の隅にメモできたのが、「太極拳みたいに歌って」と…

ペンディング

『ミサ曲第4番−炎上−』。レの音、だいたいこのあたりが、高くて出しにくい音の下限になるみたい。この下限は、最近上がってきました。のどがよく開いているとレの音があまりにも軽く出せてしまうので、「あれ?間違って低い音出してる?」とあわててしまうこ…

第九で頭いっぱいだったけど

『初心のうた』の「とむらいのあとに」、マデトヤ曲集。「とむらいのあとに」は静かなヴォカリーズを重ねて、いつか歌が銃に勝つ日を想う曲。曲調は『新しい歌』に出てきた「うたをうたうとき」に非常によく似ています。内容が内容だけに、ただ美しいだけで…

クレッシェンドの罠

マデトヤ曲集。「Valkeat kaupungit(白い街)」だとか、もう全然覚えてないや。一から音取り直しの気分。さてミリヤムの歌、この歌はゆっくりしている割にフレーズが長くて息継ぎ箇所が全然ありません。文の切れ目はちょうど8分音符でたたみかけるところだ…

今日は早かった

「Agnus Dei−母よ−」「Iltatunnelma(夕べの情趣)」「Limokujassa(若葉の茂る小道)」。 練習指導というのはかなり特殊な技能だといつも思います。音楽能力とか指揮法、芸術的な感性とかとは全然別次元の。うまい指導者の練習だと時間がたつのも早いし、集中力…

はっと気づいたことたくさん

ジブリステージ各曲。アルト多いよ。いや、ほかのパートが軒並み少ないのか。3声あわせた人数と同じくらいアルトがいますが。いやテナーはがんがん主旋もらってるのに4人しかいないのですが。そして、4人しかいないのになぜか声全然そろわないんですが!

2名様ご案内

男声版『初心のうた』(信長貴富)は委嘱新編曲。このうち「自由さのため」を。 さて、今日は新人が二人も見学にきてくれました。前期で最後の練習だったんだけどね。 この新人というのが、二人とも自分で団のサイトを見つけてメールでコンタクトしてきてく…

そして踊り狂うのさ

「44わのべにすずめ」「ふくろうとこねこ」。ふくろうは、メルヘンチックな三拍子で二匹の結婚を描いた歌。後輩が「歌い方重くありませんか?」って聞いてきたけどまさにその通りで、三拍子の軽やかな動きに乗らないと野暮になっちゃうんだよね。音を伸ばす…

低い音多いからさあ

『ミサ曲第4番−炎上−』より「Agnus Dei−母よ−」。大空襲絵巻の終曲。それまでの3曲とは違って、悲しいけれど落ち着いた、そんな感じの曲です。すべてが終わったあとのイメージなのかな。[u]がどうしても重くなりがちなようなので、軽く抜けるように歌わな…

偽新入生

ホール名鑑を調べに部室に顔を出すと、1年生達が学年合唱の曲を練習中。おっとしまった、と出ようとしたらその場で捕獲されてなぜかそのままテナーの列に並ばされていた。そう、おいらこの曲やったことあるから歌えるんだわ。 課題が多そうなのはベース。跳…

大きなお世話の親切記号

集中レッスンとして『三つの不思議なものがたり』『白き花鳥図』などみっちりと。 さて、音があやふやな歌の楽譜を読むときに、最近邪魔になってきたのが「親切臨時記号」。親切臨時記号とは何か。 臨時記号で、ある音にシャープなりフラットなり付くでしょ…

算数苦手

うたくじら。無声音を強弱つけながらずっと伸ばしたりするんだけど、楽譜のどこまできたのかすぐにわからなくなる。小節数を数えるのが下手なようです。

[u]

ボイストレーニング。みんな自分の苦手を申告して果敢にチャレンジしているのがいい感じです。一番苦労していたのは、声楽的な深い「ウ」母音を出そうとしていた彼。「オ」から口の形を変えずに移行するというのも手だけど、やりかたとしてはあえて会話調の…

H縛り

朝日賞候補作品の「(守秘義務)」、マデトヤの「Mirjamin laulu」。Mirjamin lauluは恋人同士の行き違いを描いた歌。中盤でセカンドには、14小節の間ずっとシの音を出し続けるところがあります。そこに上下の3声が絡んでくるわけ。当然、そこのところでセカ…

ああ全然覚えてなかったさ(^^;

部室でソプラノのパトリさんが新人さんに「44わのべにすずめ」の音取りをつけていたので、便乗で合わせて復習していた。頭からまともに歌うのは春合宿以来なんだよな・・・ うちの団では、音取りのときにほかのパートと合わせながらやることがまずありません…

これも幸せ?

「Dies iræ−炎上−」。まあ、聴いてみればわかるけど歌い方が全然リアリスティックじゃない。火炎地獄というイメージが湧いてくるような歌になっていないわけ。でも考えてみればそれは難しいこと。空襲に遭ったことあるのなんて団員の中にいないんだから。想…

長い付き合い

『白き花鳥図』より「白牡丹」「黎明」。この曲集はブレス指示はまったくなく、それでいて休符なしの長いフレーズばかり出てきます。つまり、フレージングをどうするか、いや何とかするのが歌い手の腕の見せ所。あとはレガートの使い方、跳躍のうまいまとめ…

なぞの言葉

マデトヤ「Hautalaulu(挽歌)」「Limokujassa(若葉の茂る小道)」。Limokuyassaはコミカルな小曲。楽しく飲もうよ的な歌詞の歌です。でも最後の一節だけがよくわからない。「宴席の下で大きな穴を掘るものには・・・」っていう暗示的なというかか意味深な言葉…

練習台

「カウボーイ・ポップ」。全くの初見で。もしかしたら難曲なんじゃないかと思っていたけどやっぱり難曲なんだよなあ(^^;。しかもこれまで聴きまっくてきた頭の中のイメージではテヌートが付点に化けていて、楽譜通りに歌えない・・・。 躍動するリズムと拍ご…