レベルアップした!

ゲームでよく使われるレベルアップという概念は、現実の人間の成長をうまく表現していて非常に面白い仕組みだと思っています。レベルアップのみそは、キャラクタが経験を積んでもその場では能力上昇に結びつかず、ある程度経験がたまったところで一気に伸びるようになっていること。これってよく経験することです。スポーツでも仕事でも、ある時急に自分に力がついたのを実感したりして。そういうとき、「あ、これってレベルアップだな」と感じたりして、それはまあレベルアップの方が現実をなぞっているわけなので逆の実感といえば逆なわけですが。
もっとも、レベルアップとは「水準上昇」のことで、全部の能力が一律で上がってしまうことだから、そこはやや現実と離れているかもしれない。各スキルごとに経験値がたまって、別々にときどき能力上昇する方がよりリアルなんでしょうな。