失うものがあるから

なにかサービスだか商品だかを選ぶとしてある程度の信用を求めるとき、相手が大手企業だからといって信用できるのかと。そりゃ信用できるでしょう大手なら。どこが信用できるって、相手が失っては困る知名度というものを持ってしまっていることです。下手なことして捨てるわけにいかないブランドイメージという財産を人質に取っているようなものだから信用できるわけね。
もっとも大企業の企業ぐるみの不正ってのは昔からぼつぼつ出てくるわけなんですがね。これは、大企業だと責任が分散されて担当者個々人の罪悪感も薄れるのがいけないんだろうな。その点小さいところの方が社長さんの意識ひとつでいくらでも良心的になれるんだけど、それこそ社長さん次第。わかるもんじゃない。やっぱり平均して信用できるのはブランドをずしりと背負った大手ってことになるでしょう。