ただ研ぐ

日頃自炊に使っている果物ナイフが刃こぼれして切れ味が鈍ってきたので、砥石を買ってきました。100円ショップで売っている安いやつ。取っ手がついていて、手に持ったまま研げるので手軽です。
しかしこの刃を研ぐという作業、単調なんだけど、いやだからこそ、熱中してしまう。すこしずつ刃が鋭くなっていくのが手応えとして実感できるのもまたいい。研いでいるときに音からして鋭い刃とこぼれた刃じゃ違うし、光にかざしてみると乱反射してぎらぎら光っていたところがだんだんなくなって黒くなっていくのがよくわかります。心が落ち着くひとときだなー。
で、この研ぎ汁というか、出てくる灰色のねっとりはそのままにして研ぐのかな、流しながら研ぐのかな? そのままにした方が早く研げるけど、どうも仕上がりが荒くなっているような気がする。