東京の雨は主に秋に降る

主に平野に降るのはスペインの雨。で、その東京の雨は梅雨時に一番よく降るんじゃないのかというと、実はそうではないのです。学校で使った地図帳を開いてみましょう。ハイサーグラフってのが載ってますね。受験生泣かせの地理のヤマ、気候区関連のところ。要は月別の降水量と平均気温をプロットしたグラフだけど、これをみると6月よりも9月・10月の方が降水量が多いんです。東京では。これじゃあここ数日のひどい雨も当たり前だ。そういう季節なんだから。
それなのに「うっとうしい季節」と言えば梅雨のことですね。なんでかな。秋の雨は、降っても寒くなるだけ。でも梅雨時の雨は降ると蒸し暑くなる。秋雨は、量で梅雨に勝っても不快指数で負けてるんでしょうね。