恥ずかしい心配

小学生くらいの頃だったか。ちょうど本で、「地球の自転速度はどんどん遅くなっている」というのを読んでいいようもない不安を感じていたときのこと。
東海道線に乗ったんですよ。普通列車でも100km/hくらいで飛ばす電車。いつも乗っている地下鉄の電車とは比べものにならない加速感と力感、騒音。ここでふと心配になったのです。「こんなすごいパワーで大地を蹴って走ったら、そのぶん地球の自転運動に影響を与えちゃわないの?」
そりゃまあ地球と電車の重量差はものすごいから微々たる影響しかないだろうけど、こんなのが毎日何本も走り回ってる訳だからチリも積もればすごい影響じゃない? と心配になったのです。いやいや、今思い出しても恥ずかしい。
あ、ちなみに電車の運転はまったく地球の自転には影響与えませんからね? 停止するときに加速したときと同じ運動量を大地に与えるから、プラスマイナス0ですよ?