人は外見によります

ファッションだとかの話をしているときなんか、誰かが「まあ、外見じゃないしね」というと、大抵皆そこで納得して話が終わってしまったりします。しかしおいらはそこで必ずアンチテーゼを入れるの「いや、人は外見だよ」。広がる反響の波紋。まあ、ここで「だって、内面はどんなに隠したって表に出てきてしまうもんだろ」と自己フォローを入れると大抵はみんな納得してくれるんだけど。
しかし！　おいらが「人は外見だ」と考える理由はその程度ではないのだ。もちろん「表に出てくる」ってのは大いにあると思ってるけど（やっぱり心のやましい人は顔も荒みますよ）。
その他の理由はまず、服装やヘアスタイルなどの外見は、本人が本人の自分像を反映して決めているものだから。髪を金髪に染めていて差別されるのは、髪の色が差別されているのではなくてその価値観に反発を受けているわけですね。そう、外見から「その人が自身をどう思っているのか」が読み取れるのです。
もうひとつは、「人は外見じゃない」とよく言われる理由はなぜかということ。こういう風に指摘されるということは当然、多くの人は「外見で判断している」ことが背景にあります。では、なぜ多くの人が外見で判断しているか。人間は経験に学ぶ生き物です。経験上、外見での判断がある程度以上役に立っているからこそ多くの人が外見で判断していると言うことになりますね。