二十の扉

二十の扉というトークゲームをご存じだろうか。出題者がなにか単語を思い浮かべ、回答者は質問をしてその単語を当てるというものです。質問はすべてYesかNoで答えられるもので、20回以内の質問でお題を当てることができれば回答者の勝ち。回答者は複数で相談しながらでもいいから、紙と鉛筆でもできるしBBS上でも燃えます。
さて、それはいいとして。その二十の扉の回答を人工知能で実現してしまった恐ろしいサイトがあります。
http://y.robinb.net/jp
いいからやってみて。ずばり当てられる。怖いくらいに。
アルゴリズムとしてはたぶんあれだな、持っているすべての単語について、各質問のYes・Noをベクトルとして持たせてあるんだろうな。現在の出題者の選択もベクトルとして、この基準ベクトルに一定以上近いベクトルを持つ単語を「正解候補」集合に入れる。正解候補集合を、できるだけ均等に分割できるような質問を選んで出しては、正解候補集合を組み直していく。ある程度集合が小さくなったところで、近さがトップの単語を回答に出す、と。
言うのは簡単でも実装するのはすごい。実装しようと思いついたのもすごい! そして世間をあっといわせる衝撃力もまたすごい。研究のフロンティアなんてそこらにごろごろ転がってるってわけです。

先週全部出てないので

ジブリの主題曲集から「カントリーロード」「君をのせて」。「君をのせて」は去年歌った「風のとおり道」と同じ編曲者で、素直で歌いやすい割に演奏効果も高いハモリまくりの編曲。伴奏なしでアカペラで演りたいなこういうのは。「カントリーロード」は、明らかに合唱向けでない曲をどうにか編曲したという感じがたっぷりの労作。いやそもそも日本語向けじゃない。でも最後のサビをテナーにくれてるからいいや。
先週練習に来ずにいたうちに音取りが終わってしまっていたようだったけど、今日初見で十分あわせられる易しい音形。去年の「One」は異常に難しかったからなあ。ポピュラーステージはこうじゃないと。