筆算が増えてきました

計算も出る論では、型スキームを導入した型推論について。型スキームとは、型変数を含んだ型の変数部分を可変扱いにして、ひとつの式の中である関数が複数種類の型をとれるようにしたもの。すなわち型多相。
型スキームを含む型推論をするときには、連立方程式の中にイコールだけではなく「>」(包含)が登場します。これを解くには、スキームを代表するような型変数を勝手に用意して代入したものを右辺とイコールにしてしまえばOK。