点数がマイナスになるテスト

学校教育は、最終的にはやっぱり「よき社会人」を送り出すのが目標になりますよね。その学校教育で、社会人になるという目標に対してどうしてもおかしいもの、思うにそれはテストです。
テストでわからない問題があったとき、馬鹿正直に空欄で提出しますか? 普通は当てずっぽでも何かしら書いて出します。まぐれで当たるかもしれないし、記述問題なら部分点だって期待できますから。空欄で出したら0点に決まってます。
それが社会に出たらどうか。間違ったことを言ってしまうのは非常にまずいことです。あやふやな知識で質問に答えたために仕事が混乱すれば多くの人に迷惑をかけるし、自分の信用も失墜。わからないことは「わからない」と答えないといけないし、場合によっては正解を知っていても保証ができないのでわからないのと等価だと扱わないといけないこともあります。
テストを受け慣れたことでついた「とりあえず答えておく」という癖はとっても有害なわけです。
まあこの程度の癖なら就職してちょっとすれば抜けるだろうけど、どうせだから提案したいのが「点数がマイナスになるテスト」
そう、空欄が0点はいいとして、誤答では容赦なく減点がつくようにするんです。高校くらいからはそういう仕様にした方がいいんじゃないかな。大学に上がると、正解の得点よりも誤答の減点幅の方が大きかったり! すごい、マイナス200点まであり得るテスト!