流星群

昼夜逆転生活を送っていて良かったなと思ったのが、昨夜のふたご座流星群。雲一つない澄んだ空で、月が出ているのに星がよく見えました。
今年初めてのダウンジャケットを出して15分ほど外で星空を見ていたけど、2つ流れたのが見れました。夜空を見上げるなんて久しぶり! 凛として瞬くオリオン座なんか見ていると何時間でも眺めていそうで「ああっ、やっぱりおいらは冬が一番好きっ」と再確認したのでした。風物に心を預けて愉しむ、あ、いま自分は人間してるなと感じましたよ。
さて、ここで現実に引き戻して。ごく最近知った事実について。流れ星が輝くのは大気圏突入で隕石が燃え尽きるときの光なんだけど、大気圏突入したものが高熱になるのは空気との摩擦によるものではないそうです。
考えてみるとそうだ、スペースシャトルは機体の前面と下面に耐熱タイルが貼ってあって、摩擦にさらされるはずの側面には耐熱タイル貼っていない。
じゃあ何で高熱を発するのか。高校の物理で習います。断熱圧縮というやつ。空気は体積を縮められると温度が上がるんです。超高速で突っ込んでくる機体とか隕石の前面で空気が急激に圧縮されるせいで、この圧縮空気が高熱を出していたんですね。