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ぐるぐる透視法

発明、が小学生の頃以来大好きです。勝手にしょうもない仕掛けを考えたりしていたんだけど、今になってもやっぱりたまに「あ、こんな仕組みどうだろう」なんて思いついたりすることがあって、その中でもまともなんじゃないかと思っているのを一個紹介します。
重心の偏ってるいかさまサイコロってありますよね。固形のものが、内部が均一な密度であるとは限りません。重さにはムラがあるかもしれないし、実は空洞があるかもしれない。壊すわけにいかない物体の内部構造が知りたいとき、密度の分布がわかるだけでも役に立つ場合があるかもしれません。
これを、壊さずに調べてみましょう。
どうやるかというと、対象物を回転台に固定して、ぐるぐる回転させるのです。さて物体には「動かしにくさ」である慣性のほかに「回しにくさ」である慣性モーメントというのがあります。慣性の大きさは質量そのものけど、慣性モーメントは(質量×回転軸からの距離)の総和です。
何がしたいかわかりましたか? 回転台上でぐるぐる回して慣性モーメントを求めるんです。物体内部が3次元の格子点からできていて、それぞれの格子点が質量を持っていると仮定すると、
(質量×回転軸からの距離)の総和=慣性モーメント
という一次方程式が作れます。回転軸を縦横奥行き、3方向で少しずつ位置を変えながら慣性モーメントを求めれば連立方程式になるので、これを解けば各格子点の質量が求まる=内部の密度が部位別に求まるというわけです。格子点をより細かくし、よりきめ細かく回転軸をずらしながら求めればどんどん微細な構造を得ることができることになります。
・・・と、ここまで思いついたんだけど、これを実用化するにはちょっと数学的な素養が足りてなくて無理なんです。格子点の数に対して、回転軸を何本設定すれば連立方程式が解ける形で導けるのか? 慣性モーメントの測定精度はどの程度の桁数があればいいのか? そういうのがよくわかりません。
そういうあたりまではっきりさせれば特許にもなるのかな、こういうアイディア?
でも、たぶんあんまり使い道ないから商売にならないだろうし、そんなのにお金かけて特許をキープするのも馬鹿らしいので書いてしまいました。さて、このダイアリに書いた程度でこのアイディアは「公知の事実」ってことにはなるんだろうか?