地形マスター

自転車で長距離を走るとき、ルートを決めるのに大事になってくるのは単純な走行距離よりも総合的な走りやすさ、たとえば上り下りの少なさなどです。ちょっと遠回りになっても地形的に起伏の少ないコースを選んだ方が疲れは少ないので結果的に長距離でも走りやすいから。
おいらの通学コースはそういうルーティングにもってこいの地形です。地図上で素直にコースを選ぶなら 沼袋-(新青梅街道)-長崎-(新目白通り)-高田馬場 となるんだけど、新青梅街道が丘を越え谷を越えでまあまあ上下がある上に、新目白通りには山手通りとの交差のあたりで心臓破りの長い急坂が。
そこでこれを回避します。地図でも裏道は調べられるけど実際の走りやすさは実踏調査しかない。裏道を求めて走ってると、地形が見えてくるもんです。遠くを見渡しながら、あの辺が盛り上がっている、全体的に勾配がこっち向き、という風に、建物に覆い隠されて見えづらかった大地の形を捉えることができるんです。
これは結構面白い体験。ちなみにコースの方も、(新青梅街道)-松が丘-(妙正寺川)-中井-(中井商工会)-中落合-(新目白通り) というほぼ起伏のないコースを発見。夏に向けてこれは快適快適。