木下牧子と意見が合う

作曲家木下牧子女史のサイトを眺めていて、大いにうなづいてしまった。
http://www.asahi-net.or.jp/~az4m-knst/essay_bucknumber/essay48.html「違いのわかる女」
最高級のものに触れ続けていれば「違いがわかる」ようになるけど、庶民にとって違いがわかるようになってしまうのは果たして幸せなことなのだろうかと。で、実例のひとつに挙がっているのがそうめんの揖保の糸なのです。ゴディバ以外のチョコレートがまずいのかはよくわからないけど、揖保の糸以外のそうめんなんてまともに食えたものじゃないっては激しく同感。一度99円主義に走って安いそうめんを買ってみたことがあるけど、太いくせに全然コシがなくて、それでいてすぐにベチャッとしちゃう。考えてみればあの細さであのコシを保ってる揖保の糸は偉大です。
と言うわけで揖保の糸が好きな人に悪い人はいない。前からそうじゃないかとは思っていたけど、木下牧子はいい人です。