mixiのコードインジェクション騒動をたとえ話で説明する
石油王ミクシィ氏は可愛い一人娘を悪人の手から守るため、危機を知らせてくれた人には謝礼を出していました。
これまで「スリに遭いそう」「のぞきに遭いそう」のような通報を受けて実際に謝礼を出していましたが、今日はなんと「催眠術にかかったまま新宿歌舞伎町をふらふら歩いている」という通報が来ました。これまでとは比べものにならない特A級の危機です。当然払うべき謝礼もこれまでとは桁違いです。
ところがミクシィ氏、何を思ったか「ありがとう。でもそれは知ってて、施術し直してもらう手はずだった」と謝礼は出さずじまいでした。
そのことが伝わった社交界はやにわに騒然とします。ミクシィ氏の言い分が本当なわけありえませんから。大事な一人娘が洗脳されかねない危機、施術し直しは当然として、それ以前に家から一歩も出していいわけがない。
本当に催眠術のことに気付いていて家から出していたならそもそも娘を持つ資格がないし、高額な謝礼を惜しんでのウソだったとしたら、もう誰も危機を知らせてくれる人なんていなくなります。今後娘は襲われ放題でしょう。
どちらにしろ、ミクシィ氏はもう娘を育てるべきではないだろうと社交界は判断しました。
なんて第三者的なお話を書きつつ、おれもはてブとついったーで拡散した炎上サイドなんですけどね。
この出し惜しみによってたぶん報奨金制度は完全に死んだし、節約した100万円を軽く超える損失がこれから待ってる。喜ぶのは某隊長だけ。 / “mixi脆弱性報告制度:評価対象外になったもの - WEB系情報セキュリティ学習メモ” http://t.co/iKnr6P1G6T
— ゆば大好き (@yuba) April 15, 2014