オーバーシュート

絶縁体の両側に電池をつなぐと、両側には電位差ができる。
これは当たり前。

だけど絶縁体というのが神経線維とか筋線維の細胞膜だとその先がある。電位差があるラインを超えると細胞膜が自力で発電を始めるので電位差は急激に増大する。

これが医学分野での「オーバーシュート」なので、日本語圏の医者にとってオーバーシュートという言葉には、一線を越えると正のフィードバックがかかって急伸というニュアンスがある。