ハイエナどもは屍肉に寄ってくる

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/aruaru_forgery/?1170133772
納豆に続いて、味噌汁、レタス、あずき、わさび、レモン……
捏造が一個発覚してやっと検証に走るようじゃメディアは存在意義がないのです。すでに信用は失われているんだから。今捏造を検証しても、それは単に大衆の義憤を煽って視聴率や発行部数を稼ぐ意味しかありません。
もともと件の番組は放映開始当時から心ある人は眉をひそめていた疑似科学の牙城。今さら何を、というところです。



さてここまでは、同じことを感じた人が多くいただろうこと。
僕がもう一つ感じたのは、SMAPがある楽曲を発表したときに同じ感想を持ったなってことです。
それは「世界に一つだけの花」。
競争に勝つより自分らしさを大切にしよう、というメッセージ、それはそれで評価できるのですが、まさに「今さら」なんです。バブルが消えた90年代頃から「個性の時代」が言われるようになり、もう誰もが「自分らしさは大事」と思っている中でこんな歌を歌っても、それはメッセージなんかじゃなく迎合でしかない。
みんなが「モーレツ!!!!」と叫んでいた高度経済成長期とか「24時間戦エマスカ?」と言っていたバブル期なんかにこの歌を歌ってこそ、メッセージだったはずなのに。いやもったいない。