潜水艦に「目」はつけないの?

また潜水艦が船にぶつかりましたね。今回は怪我人はいないそうですが。
最近よく聞きます。年末の海上自衛隊の潜水艦とか、6年前のハワイのえひめ丸事故とか。
潜水艦は「耳」だけ異常によくて「目」は潜望鏡くらいなので、見ればわかりそうな頭上の船を見落とすことがあるのです。

さて、ここから疑問。
ではなぜ目をつけないんだろう? カメラが水圧に耐えられないってことはないでしょう。深海探査艇にも機外カメラはあるくらいだし。
可視光/赤外線カメラを外殻に取り付けて艦内スクリーンに投影するようにすれば、頭上の船みたいな見ればわかる障害物に引っかかることはなくなりそうな気がするんですが。
スクリーン越しでも「外が見える」というのは乗組員の精神衛生にとっても悪いことはないと思うなあ。
潜望鏡だっていらなさそうです。ワイヤー付きで浮上させられる水上カメラユニットを持ってればいいわけで。しかも、ワイヤーが長ければその分深い深度からカメラユニットを出せるので「潜望鏡深度」なんて概念もいらなくなりそうなものです。
どうして、目を持たないんでしょうね。