エウレカセブンの謎を考察してみよう

2日続けてロボットSFネタと言うことで、今度はエウレカセブンです。
うーん、謎だらけ伏線だらけで、それが次第に解き明かされていくっていう物語作りはあまりよくないと思うんですよ。謎が解けちゃえば、二度と最初から観る気しなくなるからね。うわ、こんなこと書いたらシャーロキアンに命狙われるな。
その、謎だらけのエウレカセブン
こういう謎解きを考えています。
クダンの限界という概念が出てきます。星の上に存在できる知性の量には限界があるという考え。スカブコーラルが本格的に目覚めるとクダンの限界を超えて物理宇宙が崩壊するからといって、デューイはスカブコーラル狩りを推し進めています。
でも、クダンの限界を超えないために休眠しているのはスカブコーラルだけか?
「絶望病」ってのが出てきます。健康だった人がある日突然、宙を眺めるだけの廃人になってしまう原因不明の不治の病。これがなんなのか、まだまったく説明されてません。しかも物語の本筋に全然絡んでいない。
絶望病というのが、クダンの限界に対応した人類の反応なんではと推測しています。星の上の知性量が増えすぎたために、人間の一部が人格を放棄することで知性量を抑えている、それが絶望病なんじゃないかと。
すると、デューイの頑張りには別の動機があるんじゃないかという気がしてきます。誰か、大事な人が絶望病にかかっているのではないのか? その人を救うためにスカブコーラルを根絶しようとしているんじゃないのか?
その大事な人とは誰? いますね伏線的な人が。レントンの姉ダイアン。どこに行ってしまったのかまったく語られていないけど、生きていて絶望病に冒されているんではないか?
さてさて当たるかな。「愛の流刑地」のエンディング予想は渡辺淳一に完全にしてやられたから、これは当てたいな。