ってかエマさん可愛いすぎ

見てきましたよ〜、ZガンダムIII「星の鼓動は愛」。
同じく今日封切りのナルニア国物語なんて映画もやってたけど、なんだろうね、この観客数の差はね。ナルニア国物語に2スクリーンも割り当てられてるのに、並んでるのはZガンダムの客ばかり。まあ、これは初日だけかな?
IIIのお話はクワトロとハマーンの会見のシーンから。三つ巴戦争の大混乱の幕開けとなる運命の会談です。この三つ巴戦争が、本当に複雑。三つ巴と言いながら実際にはシロッコ派、バスク派なんか入れれば5つくらいの勢力が離合集散を繰り返すとんでもないパワーゲームなのです。
正直、劇場版IIIはZガンダムを観たことのない人には全然おすすめできません。だってこの三つ巴戦争が常にフルテンポで展開されていくんだから、まったく意味がわからないはず。誰が味方で誰が敵なのかがシーンごとに変わってる、くらいに激しいので。TVで2回ぐらい観てるおいらにも、わからなくなるところがあったくらい。
でも、作品としての完成度は最高です。ストーリーを無理に理解しようとせず、戦士たちの心を素直に感じようとするなら、その期待はまったく裏切られません。
とにかく、登場人物の一つ一つの仕草、台詞の一言一句に息づかいがある。まるで音符ひとつひとつに意味がある音楽のような、そんな感じです。この辺の演出の完成度は、TVシリーズよりも上。劇場版を観てはじめて意味のわかった台詞がいくつもありましたよ。
そして問題のエンディング、カミーユがなんと・・・うわなにをするやめ