冷凍ご飯の功罪

炊きすぎて余ったご飯は、ラップで包んで冷凍庫で保存、というのは今や常識に近い生活の知恵でしょう。一膳分の量に小分けしておけば、食べるときに一パックずつ解凍すればいいので楽だし。一人暮らしの人だと、ご飯が余ったら、というよりはご飯が炊きあがったら即冷凍、という人もいるみたいです。
最近、ご飯を冷凍してしまう率が上がってきています。しかも、バイト先の職員食堂で余ったご飯をもらってきて冷凍するようになったから、炊飯器を使うことがほとんどなくなってしまった。
すると、それなりに不便なんです。
炊飯器にいつもご飯が炊けているののいいことは、何か食べたいときに、欲しい量のご飯をいつもよそえること。ちょっとよそって梅干しかキムチを乗せればありがたすぎる夜食ですよ。
それが、一膳ずつの分量の冷凍ご飯だと、食事だから、とかいう理由がないとなかなか解凍したくない。手軽さの点で全然かなわないわけですね。
で、今はその不便さが役立っているのです。
だって、手軽によそえないからこそ、つい手が出ちゃうことへの抑止力になってるんだから。