海底基地より。

最初は、お化け屋敷みたいなくらいお座敷にいたんですよ。そこがどこだかわからなかったけど。
でも、潜水服というか宇宙服みたいな格好の、神経質そうな南欧系の(細かいな描写が)中年オヤジに案内されて扉を一個へだてた向こうへ行ったら、そこは海底基地のなか。国際深海ステーションです。オヤジはそこの人らしい。
そのオヤジ、どうもおかしい。あんまり息をしないのです。
そう、ここでは酸素があまりにも大事だからあまり呼吸で消費したくないらしい。見学でだかなんだけ知らないけど弟とここに泊まっていかないといけないので、それにならって息をしないようにしながら過ごします。むちゃくちゃ辛いです
そしたらやや目が覚めてきてうつらうつらしてきたので、ちょっと考えてみました。なんでお化け屋敷と海底基地がつながってるんだ? ・・・はっ、あれはきっと海底遺跡で、それを調査するための海底基地なのかもしれない。
そう思っているうちにまた夢の世界に戻ったら、すでに「遺跡調査目的のステーション」という設定で固まっていました。あのお化け屋敷みたいなお座敷は、とんでもない破壊力を秘めた古代超兵器が封じ込められた遺跡ってことになってました。
もちろん、こんな息苦しい思いはいやなので一泊しただけでおいとましました。