同じ組み合わせでした

東京経済大学グリークラブの定演。去年よりうまくなったかなー?
1ステは『Missa in a』(アントニオ・ロッティ)。18世紀の作品だそうです。多少祈りらしくない部分もあったけど、ホールがよく鳴っていたと思いました。
2ステは『ノスタルジア』(信長貴富)。日本の名歌を集めて編曲した曲集。この合唱団の得意なタイプと苦手なタイプが、曲ごとにはっきり出てよくわかりました。響きをじっくり聴かすタイプは苦手なのね。「赤とんぼ」とか「故郷」はもう全然。逆に動きを聴かせるタイプが得意なよう。「村の鍛冶屋」はがんがん転調するのにぴたりと合わせ続けていたし「みかんの花咲く丘」も旋律を朗々と歌い上げていました。
3ステ『宮崎駿 アニメ映画音楽集』(久石譲信長貴富編曲)は、うーん、苦手な部分が出ちゃったかな。「もののけ姫」ははずした方が良かったと思った。
4ステ「われもこう」(新実徳英)は、作曲してから詞を付けたという逆のパターンで作られた歌。だからメロディックでとても聴きやすい。ベースがちょっといいとこ見せてくれました。ここのベースは最低音域で一番輝くようです。
さてアンコールが・・・あれ? あの楽譜どこかで見たことが・・・あ、やっぱりあの伴奏は・・・『思い出すために』の「種子」でした。まあ、それ自体は変なことじゃない。いい曲だし。
でも。去年もこれがアンコールだったのだ。どうなんだ。