決戦は徹夜明けに

冬といったら演奏会シーズンです。12月といったらコンサートホールは引っ張りだこです。12月1日といったら、その翌年12月のホール予約が各ホールで始まる日なので、裏では争奪戦が繰り広げられることになるんです。
人気もない普通のホールなら、電話するか来場するかして申し込めば予約が取れるので、早い者勝ち。人気のあるところだと、1日の朝に抽選会を開きます。今日は抽選会参加部隊の一隊として某区の区立ホールへ行くことになっていました。
早起きしないと・・・。しかし早寝しようにも今日までにやることもある。研究用プログラムのバグはそろそろ解決するか諦めるか決断しないといけないし、封筒印刷300人分もしておかないと。
よーし、研究室に泊まっちゃうぞ。プログラムいじりながら裏で印刷させて、朝になったら山手線に飛び乗って会場へ向かおう。というわけで、朝3時くらいに家を出て研究室入りしたのでした。
レーザープリンタは意外に遅く、封筒も大量にはセットできないので手放しでは印刷できません。つまり、眠れない。だから朝までずっと起きてプログラムをいじり続ける羽目になり・・・バグの方はついに解決しました。もう1年くらい前に完成したと思っていたモジュールに細かいミスがあったのだよ。
結局一睡もできずに抽選会場へ。・・・広い! ていうか参加者多い! しかも、来年の演奏会日程に選んでいた候補日のうち、第一候補以外はすでにホールの都合でだめになっています。いやそりゃ無理だろう。
抽選番号21を引いたものの14番の人にその第一候補を確保されて青春は終わったのでした。