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ここまで読めた

日経新聞の朝の新聞小説を「失楽園」の渡辺淳一が書いていて、彼の書くものだからまたえろいのではないかと思うとまったくその通りなわけで、「愛の流刑地」というタイトルからして前回以上のはじけっぷりなわけですが、なんか毎日読んでしまいます。旅行で1週間以上読めなかったときも、帰ってきてから大学の図書館でバックナンバー全部読んだりして。
えろいのですよ。さすが作家は考えることが違う。主人公は人妻と不倫してるわけですが、その彼女に向かって「君は勝ち犬の勝ち犬だ。結婚していて、彼氏までいる」とか言っちゃってたりして。その主人公も小説家なんだけど。さてえろいのは主人公なのか渡辺淳一なのか。どっちにしろ作家はえろい。
さてストーリーは題名通り異常な進行をします。主人公は久々の本気の愛にインスパイアされて会心の一作を書き下ろすんだけど、すでに彼の時代は過ぎ去っておりどこの出版社も受け取ってくれない。
そんな一方で彼女は異常な性癖を少しずつ見せ始め、情事のたびに「殺して」と言うようになる。夫との愛のない結婚生活から逃れることのできない人生に悲観していた節があるよう。
そんなある日、主人公は本当に彼女を絞め殺してしまったのです。さて、ここからがクライマックス。主人公はどうするか?

  1. 後を追って自殺→エンディング
  2. 逃亡→エンディング
  3. 通報する→?

そのときは、1.じゃないかなと思ったのですよ。それできれいにまとめるのかなと。しかし、その後主人公は迷った末に警察を呼んでしまった。おや?
そこで気付いた。ああ、売れないままの原稿が放ってあったままだった。殺人犯の最後の著作として大ヒットするという話になるのかな?
・・・と予測したのが9月中旬頃。今朝の回で、主人公は拘置所に来た出版社の友人と出版を決めました。ここまでは読み通りだ。さてこのままどうエンディングへなだれ込むのか? 終盤完全読み(違)いきますしょう。
まずその作品は大ヒットしてくれないとお話にならない。さてその上で。二人の愛の結晶である作品が人気を博せば博すほど主人公の悲しみは深まり・・・やっぱり自殺か? 一つの結晶を残して死んでいった二人の愛、という話で終わるんだろうか。たぶん連載はあと1ヶ月くらい。目が離せません。