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「君は娘を幸せにできるのかね?」

娘が結婚相手を連れてきたときに、今さらこんな古典的な質問をする親父さんってのはいるもんでしょうかね。普通はもうちょい気の利いたことを言おうと準備してそうなもんですが、まあ何の前触れもなく、どうしようもなくちゃらちゃらした彼氏が現れたりしたら思わず「そ、そんなんで娘を幸せにできるのか!?」と問いつめてしまうかもしれませんね。
で、いちおうこの質問は古典中の古典であるだけに、自分が聞かれたときにどう答えるかは考えておきたいところです。
さて、おいらはこういうYes/No型の質問にYesかNoかで答えるのってどうもつまらないと思っています。こっちの思考の幅を限定しないでくれと。この場合、自分なりの考えを出しつつ、かつ、親父様の気分を損ねないようにしないといけない。さてどうしよう。
本音を言うと、誰かを幸せにするというのは不可能だと思っています。幸せは与えることができるものじゃないからね、ほら、アンパンマンも「何が君の幸せ?」って歌ってるでしょ。自分が幸せかどうかは自分にしか決められないことなんです。おいらにとっての幸せが何かって? いや、それはかなり青臭い答えをしてしまうのでここには書けないな。
んで、できることは幸せにしてあげることではなく、不幸な目にあわせないようにすることでしょう。ただ、実際に問われたときこう答えるのもどうかというところです。小賢しいし後ろ向き。いい印象ではない。
印象も良くするならこうかな。「二人で幸せをつかんでいきたいと思っています」。親父様も熱に当てられて赤面間違いなしだ。