持ってるのって空しい

先週久々に行くまで、秋葉原にはほんとうにしばらくご無沙汰だった。それには理由があります。探すべきPCパーツが今のところ何もないから。
今使っている母艦PCは、去年の秋に中古屋の閉店セールで運命的な出会いをして以来の付き合いだけど、必要な機能はほぼ積んでいるこのマシーン、拡張の必要性がまったくないのです。
それまでは、すでに生産中止のPC-9821を無理やりチューンナップしてWindows2000を載せ、残り少ないPCIスロットに動作するかなんて怪しいばかりの拡張ボードを刺しては爆死していた毎日だから、秋葉原へ行ったらそれこそジャンク部品に鵜の目鷹の目。場合によっては、パーツそのものよりもそれを積んだ中古機のほうが安かったりして、パーツ取りだけのために二束三文の98を買って帰ったりしていたもんです。
それが今じゃあ。
実は、今大学で備品更新が行われていて、各研究室から古くなった機器が粗大ゴミに出されようとしています。そうして捨てられるパソコンは、それ自体は古くたってそれなりに価値のある部品が詰まっているもの。でも、なにしろ今はパーツに飢えていないから、そんな宝の山を見ても全然わくわくしないわけです。もう空しい。
ああ、パソコンは持つならオンボロに限るなあ。