天使の肩甲骨

翼つながり。
天使って背中に羽が生えてます。そういうことになってます。だいたい肩甲骨のあたりから。天使じゃなくても、ファンタジーの世界には羽付きの人間がわんさかいたりするわけですが。それでこの有翼人種さんたちの骨格が知りたいなと思っていました。
鳥の翼って人間でいうと腕だけど、腕一対のほかに翼一対持っていると、腕が重複していることになります。まあそれはいい。アシュラマンみたいに腕3対持ってるのもいるんだから。ただ、腕にはそれを支える骨格もあるので、それまで重複してるのかな、と。
腕の骨は、直接胴体の骨に接続しているわけではありません。上腕骨は肩甲骨にくっつき、肩甲骨は鎖骨にくっつき、鎖骨は胸骨にくっつき、と3つも関節を挟んでやっと胴体にくっつきます。これがあるとひとつひとつの関節の動きが小さくても肩を大きく動かせるわけ。肩を180度上げたければ、単純に割って60度ずつ各関節があがればいいんだから。
すると有翼人種も鎖骨だ肩甲骨だが二対あるってことになるんだろうか? でも、鎖骨が二段になってる天使なんて聞いたことありません。肩甲骨が二枚重ねでそこだけ分厚い天使ってのもちょっと・・・
http://www.kmnh.jp/kenkyutai/k3niwatori.html#kentai
鳥の骨格をみると鎖骨は左右で癒合しちゃってるし肩甲骨は発達してないしであんまり働いていなさそうだから、天使の翼の骨は、腕用の肩甲骨に、邪魔しないようにちょこんとだけつながっているのかな?