独自研究で行こう(2)

(昨日の続き)
独自で何かやってみたい課題があるならそれは何か。いろいろテーマを考えてきたんだけど、今落ち着こうとしているのがオセロの完全読み。
完全読みというのは、ゲームを終局まで読み切って完全な最善手の手筋を求めること。これが求まると、オセロというゲームが先手必勝なのか後手必勝なのか引き分けなのかが決定します。ちなみにこれは今日の時点まででは達成されていない。すでに完全読みができているのは6×6オセロまでです。
そんな未解決問題にどう挑もうというのかというと、分散コンピューティングでどうにかならないのかというのをやってみたいのです。膨大な計算でも、膨大な数のコンピュータで手分けして計算すれば何とかなることがある。それも、パソコンが電源入っている間の無駄な時間をかしてもらうだけでも。
分散処理でミニマックス法による完全読みを分担して実行することでオセロを完全解析できないか。できたら、これは大仕事になりますよ。できなくなって、分散処理による処理時間の改善の度合いを評価したり、今後へつながる成果はきっと出せる。
というわけで、探索アルゴリズム、データベース、通信制御、その辺を勉強しておかなくちゃ。N-Javaでも通信部分を担当しようというのはそれにつなげたいがため。