辞書を捨てず、街に出よう

去年の受験期に始めたこと。それが、ポケットにいつでも電子辞書を入れておく習慣です。電子辞書のいいところは、何よりもアクセシビリティ。ふと疑問に思った言葉があったとき、間髪を入れず調べられることなのです。だから、鞄に入れておくんでは電子辞書の意義なんかまったくない。人間「あとで」調べようとして本当にあとで調べることなんか滅多にないんだから。それでは、紙の辞書とまったく変わらない、というか文字が読みにくい分、紙の辞書に全然勝てないわけ。
とすると、電子辞書を選ぶポイントは絞られます。それはサイズ。ポケットに入らないといけないから、A7サイズ、これが限度。これより大きかったら、どんなに多機能でも無機能に等しいと言い切らせてもらいましょう。
このサイズをやってるのがソニーなんだよね。しかもソニー製にはもう一ついい点があって、スクロールすると前後の見出しも連続的に表示されます。本物の辞書と同じく周囲の項目が自然に読めるのは調べる楽しみがあって良いです。