運命を変えたポーカー

いまのSampoは、ライフワークをソフトウェア、趣味を合唱にしています。それはここまでの人生のどこで選択されたか。記憶の糸をたどっていくと、最終的に突き当たるのはポーカーでした。
さかのぼってみよう。まず合唱。大学で本格的に合唱をやってみようと思ったのは、横浜国大グリークラブの演奏会を高校時代に聴いてから。id:zettaimutekiさんのとこ。ここの本格的な演奏とか、それでいて結構いい感じに悪ノリしたパンフとかを見て、もう大学で合唱やるしかないと決めました。これを聴きに来たのが中3から入っていた合唱部の縁です。
当時、おいらはコンピュータ部で部長をしながらも合唱部を兼部していました。なんで兼部してまで合唱部に入っていたか。当時最悪だった音楽の成績を救済してくれるという甘言に乗ったのもあるけど、実は合唱部を立ち上げたヒトがコンピュータ部の先輩だったというのもあります。その人はコンピュータ部やめちゃったけど。
コンピュータ部はBASICで好きにプログラミングをしている同好会的なところだったけど、プログラミングが好きだったから入った訳じゃあないの。それまで入っていた数学部というクラブが衣替えしてコンピュータ部になって、そこでプログラミングと出会ってしまい、以来はまりっぱなしになったのです。合唱部立ち上げた先輩というのは、本当は数学部の先輩。
さあ、悪いのは数学部という線に絞られてきました。なんでそんな、数学部だなんてクラブを選んだのか。数学が別段好きだった訳じゃないです。ただ、うちの中高では春に学園祭をやって、ここで各クラブが展示で一年生にアピールするんだけど、おいらが中1のとき数学部のやった展示がおもしろかったんだわ。お題は「ポーカーの確率論」。こんな手を引いたときにはどのカードを交換に出すのが割がいいか? 各役の完成する確率からそれぞれの役に点数を付けるといくら? なんていう話がおもしろくて、うっかり超弱小クラブ数学部に入ってしまったのです。その選択の結果が今のこのザマだからね。人生わかんねえ。