歌ってお別れ

今日は合唱団の卒団式という行事。卒団生や在団生がステージを組んで、卒業記念に歌いあって送別しましょうという会です。ホールを一日借り切ってやるんだけど、歌う側と聴く側が次々に交代してはステージに上ったり降りたりして進みます。
今回歌った「春に」「鳥が」「そのひとがうたうとき」「夢みたものは」「地球へのピクニック」「水たまり」はどれも満足の行く出来。どれも練習のときを上回る演奏だったのが本番の魔法ってものです。
聴いた中では、白眉はやはり「死んだ男の残したものは」。武満作の反戦歌です。結構な難曲で、練習不足なのは明らかだったんだけど、技術的には全然まだまだであるにもかかわらず、ものすごく感動のある演奏内容。こういうことがあるから音楽はおもしろいです。