強行突撃指令

チケ交で「行かなきゃいけない」演奏会と、友人が出る&運営しているので「行きたい」演奏会が重なってしまった今日。行かなきゃいけない方の学芸大学混声は6時に終演、行きたい方のコール・ポリフォニーは6時開演というこれまたタイトなまでにかみ合ったスケジュールになっていたので、ハシゴで聴いて回ることに決定。ただし、東府中から新小岩まで移動するという強行軍となっております。ちなみに東府中のホール、交通アクセスを調べようとして「府中芸術の森劇場」でぐぐっても出てくない。「府中の森芸術劇場」なのね。この違いが君にはわかるか!?
学芸大1ステは『光と風をつれて』。一曲目の「いっしょに」は合唱コンクールでさんざん聴かされた覚えが。つまりそれだけいい歌。校歌の斉唱を聴いたときにわかったけど、ここかなり上手いです。この組曲も武蔵野の森を彷彿とさせる自然への愛にあふれた演奏。
2ステ『十四行の歌』。「夢みたものは」とか「小譚詩」とか、木下牧子姉様が曲をつけてる詩も含む新作。作曲者自身も混声で歌ったらどうなるか未知数だったみたいだけど、いやいやなかなか。
3ステ『Magnificat(マニフィカート)』。現代の賛美歌。国立音大ANGELICAで聴いたオルバンのもそうだけど、現代の宗教曲はかっこいいですね。あふれる躍動感。痛快な旋律。引き込まれちゃうなあ。これだから宗教曲は危険だというのです!
ポリフォニーで聴けたのは4ステだけ。『春のために』は信長作。わき上がるようなパワーあふれた感じがいいです。そのパワーをきっちりまとめて平安に持って行くのが5曲目のラスト。うまいなあ。