ビジュアル系シンガー

今日は本番だというのに昨日はレポートに追われて1時間半しか寝ていないという最悪のコンディション。というより、その睡眠時間でよくおいらが寝坊しなかったもんです。寝るときに「これはあくまで仮眠なんだ」と心に決めてたから良かったのかも知れない。
会場は練馬文化センター。自宅より自転車で10分という近場。1500人クラスの大規模ホールです。ここで会場を設営したり位置決めをしたりリハーサルをしたりなんていう準備を朝からして、夜が本番なわけです。しかしリハーサル中どうしようもなく眠くなる。そりゃ当然。そして、ただでさえ歌詞が怪しかったり音が怪しかったりするところ、眠くなるともうどこを歌っているのかさえわからなくなったりするからもうダメってもんです。そんなこんなで本番の時間がやってくるのでした。
1ステは『ティオの夜の旅』。ベースとアルトがユニゾンで出る歌い出し、歌い手だけのせいではないと思うけどベースが一拍早く出てしまっていきなりこけかける! アルトが根性で1フレーズ遅れて合わせたのは見事。そこはリカバリーできたとして、問題は最後の表題曲ですよ。走る走る。史上最速のティオ。何人たりとも俺の前は走らせない。
2ステ、ミュージカルステージ。振り付けが入るとみんなそっちに集中してしまって走ってしまう『One』は、とりあえずインテンポでいけました。しかしどうもおいらの手拍子が周りとずれてたらしい。気付かなかったけどな。
3ステ『そのひとがうたうとき』。これはうまくいったのでノーコメント。
4ステ『心象の海』。当日になって譜面の持ち込みが認められて大助かり。演奏の方もかなり熱いのができました。このステージに出なくて舞台裏で聴いてたやつが感動して泣いちゃったからすごい。
とにかく顔で勝負と心に決めて表情を百変化させながら歌ってました。公式でビデオ撮ってたらなあ。すごいのが映ってるだろうにな。
さああしたも本番。寝るぞ寝るぞ。