これが、音大

国立音大女声合唱団ANGELICA。芸術祭の一環としてやってた無料コンサートを聴きに行きました。はるばる玉川上水まで。おそらく、「国立」を名乗る唯一の私立大学(笑)。そこの講師でもある松下耕先生率いる新鋭合唱団です。
そうか、音大ともなると学内にこんなすごいホールがあるのか。こういう講堂がウチにもあればな・・・会場費用に悩まないのに。そして、学指揮さんがものすごくステージ慣れしています。いつもの練習でもやるかのように、前に立って、振って。これほど場慣れした学指揮を見たことがない! 当然っちゃ当然ですが。
曲目は、ハンガリーの作曲家オルバンの『ミサ9』、松下耕の『ふくろうめがね』など。オープニングではステージ上と客席と2群に分かれて歌いあったり、第2ステージでは列ごとに入れ替わりながらグループアンサンブルをしたりと祭りならではの遊び心も見せてくれます。さて肝心の演奏の方。女声合唱ってもともと余り興味なかったので正直期待していなかったんだけど、ごめんなさい、心得違いでした。素晴らしい。もう上手いとか下手とかの技術の領域は通り越していて、感動が押し寄せてくるという感じ。ミサ曲だなんてもう興味の範囲外も良いところなはずだったのに、引きずり込まれてしまう。
3月の定演聴きに行きたいなあ。その日ってもうしっかりバイト入ってるよ(T_T)。