ローマ字はそのまま使うな

不運にもおいらのPCを使うことになった人、特にメールなんかを書く羽目になった人は、まずまともに日本語が入力できなくて悲鳴を上げます。そりゃ素人さんに扱えるわけがない。おいらはローマ字体系をいじり倒していて、それも一般的なローマ字の上位互換ではないからです。
基本的な考えかたは、木村清さん発案のAZIKという入力体系。ローマ字を拡張して高速入力ができるようにしよう、というもの。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA002116/azik/azikindx.htm
どう拡張いているのかというと、母音の数を増やしているのです。「ai」「ei」みたいな二重母音とか、「an」「in」みたいな「ん」つき母音を一種の母音と見なして、それぞれQ,W,Z,Kに割り当ててます。しゃ行、ちゃ行なんかの子音はX,Cで入るようになってるし。こういうので打鍵数を少なくしているわけ。カナ入力とも結構タメを張る打鍵数になります。ただし、副作用として、「っ」を出すときに子音を連続して打ったつもりが「kk」→「きん」と特殊母音とされちゃったり「N」だけで「ん」を出そうとすると直後の子音入力がやっぱり特殊母音とされちゃったりでローマ字の上位互換ではなくなってしまうのです(「っ」は「;」、「ん」は特殊母音の一部として入力するか「Q」で打つ)。これのせいで素人さんがおいらのPCを使えなくなってしまう。
その上、おいらのローマ字体系はさらに拡張されています。X,Vがそれぞれ「you」「yuu」の母音として働くようにしてある。例えば「入場券」は「nvjpkd」。もはやカナ入力さえ寄せ付けない打鍵数の少なさ。チャットを制するにはこの程度せねば。