超絶難曲

今、夏のコンサートに向けて練習している曲のひとつが、武満徹の「芝生」。武満徹と聞いただけで「難しいんだろうな」と予想してくれた人は正解。しかしコイツは格が違います。
この曲はハーバード大グリークラブ(結構レベルの高いところです)の委嘱で作曲された男声合唱曲なんですが、あまりに難しさに、ハーバード大は初演を拒否して突っ返してしまったのです。
#作曲料はどうなったんだろう・・・
開口ハミング・閉口ハミング・半開口ハミングを連続的に変化させたり、ポルタメントばりばりだったり、強弱記号はやけに細かかったり。
要は、音の高さ・強さ・質がそれぞれ別々に連続的に変化する曲。うえ。音取りするだけで死ねるんですが。